ガールズ・ステップ
(2015)
「E―girls」の石井杏奈(16)が映画に初主演する。 来年秋公開予定の映画「ガールズ・ステップ」(監督川村泰祐、原案宇山佳佑)で、地味な女子高生がダンスを通して成長する姿を描く群像劇。石井が演じる西原あずさは、夢も目標もない女子。学校内で“ジミーズ”と陰口を叩かれる女子4人とともにダンスに出合い、自分を自由に表現する楽しさを知っていく。 製作サイドは「女の子らしいキュートでチャーミングな表情と、ダンサーとしてのクールで格好良い表情のギャップが魅力」とほれ込んで石井を起用。得意なダンスを踊るピッタリの役どころだが、石井は「普通に踊るのと、演技をしながら踊るのはまったく別物」と難しさを感じている。 E―girlsメンバーの映画主演は初。グループの“芝居担当”としての立場を自任しており、「映画やドラマに出ることは、E―girlsを知ってもらうきっかけになる」と強調。「お芝居は違う自分になれるので大好き。やるからにはちゃんと思いが伝わるように演じたい」と意気込んでいる。 近年はEXILEや三代目 J Soul Brothersメンバーら、事務所の先輩が次々に俳優業に進出している。EXILEのHIRO(45)は「いろいろな活動を経験させていただくことで、表現力や幅が広がっていくと思う」と明かし、石井については「透明感、キラキラ感があってとても魅力的な子」と飛躍を期待している。