ふうけもん
(2014)
便利屋の元祖である右近勝吉をモデルとする、実話を基にした映画。裏社会を生きていた男が心機一転、世間の雑用代行業=便利屋を始める。タイトルの「ふうけもん」とは、佐賀弁で「馬鹿者」「怠け者」「頑固者」という意味である。便利屋稼業のふうけもん、主人公・江頭右京(中村雅俊)を通じて、家族とは、友情とは、信頼、許しとはといった根源的なテーマが織り込まれている。『釣りバカ日誌』シリーズの前期作品を監督した栗山富夫の監督、中村雅俊の主演による。