いつかの、玄関たちと、
(2014)
神奈川県・下村。山に囲まれ、田園風景が広がる美しい景色。しかし交通は不便で、あやめ(藤江れいな)は高校卒業後、下村を出て東京に行くことを決めている。明るい父(木下ほうか)と聡明な母(山村美智)の愛情を一身に受け18年間育ってきたあやめ。しかし、ある日突然、18歳で恋人との子供を授かり、駆け落ち同然に家を飛び出した姉・すみれ(橘麦)が帰ってきた。あやめと同い年の娘・茉祐子(勝尾麻結奈)を連れて。家族の中心がすみれに移っていくのが許せないあやめは、戸惑い素直になれない。しかしすみれにも悲しい過去があった・・・・