野のなななのか
(2014)
「野のなななのか」は、優しく穏やかな里・芦別の美しい四季と人間の物語。 老人の死とその再生を通して、命の尊さの中に様々な世代のありようを描きます。 多くの日本人が知らず、関心さえ寄せない戦争秘話を忍ばせて、この物語は一つの寓話として僕ら日本人に迫り、明日の真実の平和を手繰り寄せる、芸術の力を示すことでしょう。正に今、北海道が、芦別が誇るべき、日本人の物語であります。