ぶどうのなみだ
(2014)
俳優の大泉洋と染谷将太、シンガーソングライター安藤裕子が共演する映画「ぶどうのなみだ」が、10月11日から全国で公開されることが決定した。大泉の故郷であり、作品の舞台でもある北海道では1週間早い10月4日に封切られる。 2011年に公開され小規模な興行ながら好評を博した「しあわせのパン」のスタッフが贈る、完全オリジナルの北海道企画第2弾。今回は、空知(そらち)地方でワイナリーを営む兄弟の物語を紡ぎ出す。前作でメガホンをとった三島有紀子監督が再びオリジナル脚本を書きおろし、オール北海道ロケを敢行。兄のアオを大泉、年齢の一回り離れた弟ロクを染谷が演じ、歌手デビュー後初めて本格的な演技に挑戦する安藤が旅人のエリカ役で共演する。 父親が残したぶどうの樹と小麦畑で、兄のアオはワインをつくり、弟のロクは小麦を育てている。アオは“黒いダイヤ”と呼ばれる品種ピノ・ノワール使ったワインの醸造に励んでいるが、なかなか理想の出来栄えにはならない。そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人エリカが2人の前に現れ、静かな生活に新しい風を吹き込んでいく。 公開日決定にあわせ、第1弾ポスタービジュアルもお披露目された。たわわに実ったぶどう畑と黄金色の小麦畑をさわやかな青空が包み、3人の穏やかな笑顔が優しく芳醇な物語を予感させるデザインに仕上がっている。